繰り返す苦しさは、『本当の自分』からのノックかもしれない
歯を食いしばって、前に進んできた時間
「もっと頑張れば、状況はよくなるはず」
「私が我慢すれば、丸く収まる」
そうやって、いつも自分を奮い立たせながら歯を食いしばって生きてきた。
それなのに、なぜか苦しいことばかりが続く。
乗り越えたと思ったら、また違う壁が現れる。

まるで、出口の見えないトンネルを、走り続けているような感覚になることはないでしょうか。
苦しさが、繰り返されるように感じるとき
こうした感覚を抱えながら、日々の中で、生きづらさや苦しさを感じている方もいるように思います。
とても我慢強く、責任感が強い。
すぐに投げ出すことができず、環境や誰かのせいにするよりも、
「自分がもう少し頑張れば」
と、さらに荷物を引き受けようとしてしまう。
その頑張り方が、苦しさの理由ではないとしたら
不思議なもので、人生には、同じような出来事や感覚が繰り返されることがあります。
もし、
「いつも我慢して、限界まで頑張る」
ということを繰り返していて、それでも苦しさが消えないのだとしたら。
それは、努力が足りないから、という話ではないのかもしれません。
ましてや、弱いから、ということでもありません。
心の奥から、静かに聞こえてくるもの
その繰り返される苦しさは、心の奥のほうから、そっと届けられているサインのようなものなのかもしれません。
「もう、その頑張り方じゃなくてもいい」
「本当の気持ちに耳を向けてほしい」
そんな、かすかな声のように。
立ち止まらざるを得ない出来事について
人は、自分の感情を置き去りにしたまま走り続けていると、ある時、立ち止まらざるを得ない出来事に出会うことがあります。
それは、とてもつらい出来事に感じられるかもしれませんが、ずっと後回しにされてきた
「『本当の自分』が、ここにいるよ」
と、心のドアを叩いている音のようにも思えるのです。
この話を、思い出してもらえたら
もしいつか、走り続けることに疲れてしまった時、この話を思い出してもらえたらと思います。
苦しい出来事は、あなたを責めるために起きているのではなく、あなたが「あなた自身」に戻るために起きていることもある。
そのことを、頭の片隅に置いておいていただけたら嬉しいです。


