心は、急がない時間の中で整っていく

急がなくてもいい時間がある

こんにちは。

8月に入り、夏もいよいよ本番ですね。

7月を振り返ってみると、暑さに体力を奪われながらも、毎日を何とか過ごしてきた方も多かったのではないでしょうか。

私も「こころ日和🌿」で、7月は三つのお便りをお届けしました。

それぞれ違うテーマを書いていたつもりでしたが、あらためて読み返してみると、どれも同じことを伝えていたように感じました。

それは、「急がなくてもいい時間がある」ということです。

心は、急いでは整わない

7月のはじめは、「心の栄養を足す日」というお話を書きました。

4月から始まった新しい生活や環境の変化を、一つひとつ乗り越えてきた私たちは、自分で思っている以上に心を使っています。

それでも、いつも通りに動けていると、「まだ頑張れる」と思ってしまうものです。

そんなときほど、「元気を出さなきゃ」と急ぐより、「少し休ませよう」と立ち止まる時間が、心には必要なのだと思いました。

何もできない時間にも、意味がある

7月の後半には、セッションを通してあらためて感じたことを綴りました。

大切な人が苦しんでいるとき、私たちは「何とかしてあげたい」と願います。

けれど、本当に苦しい時間というのは、何もできない自分を見つめ続けなければならない時間でもあります。

私自身も、「信じて待つことが大切」と頭ではわかっていても、不安でいっぱいになった日を何度も経験してきました。

今振り返ると、あの時間は、相手を信じる練習というよりも、揺れる自分の心と一緒に過ごす時間だったように思います。

何もできない時間は、何もしていない時間ではありません。

目には見えなくても、心はその時間を精いっぱい生きているのです。

答えを急ぎたくなる日

そして7月の終わりには、「白か黒か、急がなくていい」というお話を書きました。

疲れがたまると、私たちの心は答えを急ぎたくなります。

少し返信が遅れただけで、「嫌われたのかもしれない」と思ってしまったり、相手の表情一つで結論を出したくなったりします。

本当はまだ何もわかっていないのに、「決まらないまま」でいることが苦しくなってしまうのです。

だから、「まだ決まったわけじゃない」と心の中でつぶやくだけで、心は少しずつ落ち着きを取り戻していきます。

7月が教えてくれたこと

こうして振り返ってみると、7月に書いた三つのお便りは、どれも「急がない」ということにつながっていました。

疲れを急いで元気にしようとしないこと。

大切な人を急いで変えようとしないこと。

人との関係に急いで答えを出そうとしないこと。

どれも、何もしないという意味ではありません。

目に見える変化はなくても、その時間の中で心はゆっくりと動いています。

私たちは、「早く元気にならなきゃ」「早く答えを出さなきゃ」と思うことが少なくありません。

でも、心は、急がないからこそ整っていくものがあるのです。

7月は、そのことを私自身も何度も教えられた一か月でした。

8月も、自分を急がせすぎないように

8月も、厳しい暑さが続きます。

心も体も疲れやすい季節だからこそ、「まだ休んでいていい」「まだ決めなくていい」「まだ焦らなくていい」。

そんな時間を、自分にも少しだけ許しながら、この夏を過ごしていけたらと思います。

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